プロ野球変革期

昨年の球界再編で大坂近鉄がその歴史の幕を閉じ、オリックスと合併。パ・リーグが5球団に減ったことにより、ライブドアが参入を表明。もともとは近鉄買収を表明していたものの、近鉄オリックス側が拒否したことによる。

既に「1リーグ」に向けて動こうとしていた頭の古いオーナーたち(一部球団除く)はこれを快く思わず、遅々として進まない中で、今度は楽天が参入を表明。


結局、楽天が勝利し、仙台市に本拠地を置く「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生!戦後に誕生した「高橋ユニオンズ」以来の新球団誕生に、日本中が沸いた。


過去、ファンサービスなどに不満が出ていたプロ野球。ここから一気に逆の流れ、つまり、いかにファンにサービスしていくか、に流れが大きく傾いた。なにしろ、選手側から変わらなければならず、某OBなど、TVで堂々と「ファンをグラウンドに入れるのは反対」と発言するくらいなのだから、大変だ。


球場の防護ネットを低くしたり、もしくは撤去。座席を増設したり、ファウルボールのプレゼント(以前は回収)、試合前のサイン会・・・今までなんでやらなかったのか不思議なくらい。


そして、個人的にはそれほど望んでいなかったセパ交流戦もスタート。なぜ望んでいないかというと、日本シリーズの価値がちょっと薄れるから。これは反対派の一番多い意見なのだが、俺もその一人。シーズンで対戦しないセパのチームが雌雄を決する決戦の場、日本シリーズ!!


これが、シーズン内にあるんだもん。ちょっとなぁ〜。


なんにせよ、ファンサービスの拡大はいいことであるのには間違い無い!