そろそろバイトが

今年も暑い夏がやってきた。

夏といえば恒例の夏休みの短期バイトだ。

われわれの業界で、いわゆる「蝉」と呼ばれるバイトがいる。別に特定の人間を指して言うわけではなく、ようは「蝉の一生のように短い期間でやめちゃう」バイトのことを指す。

肉体労働だから、きついのはわかる。しかし、世の中楽な仕事なんかないんだってことを言いたいね。よっぽど合わないのなら仕方ないけれど、そうじゃなくて、ただ「面倒だから」とか「朝早いから」などという理由で辞めるのなら、そんなことじゃ将来困るよ?ってね。

その点、うちの班はきついはずなのに、いわゆるリピーターが多い。「おう、今年もよろしく!」みたいな感じで、知った顔がやってくる。その中でも中山君という面白い男が今年もやってくるらしい。

高校時代から4年連続くらいでやってくるこの男。とにかく個性的。

まだ自転車で仕事していたとき(今はバイク)、束を留める輪ゴムを道に捨てまくり、まるで『ヘンゼルとグレーテル』で道にパンくずを落としていったように点々と輪ゴムが落ちていたり、家に帰って休憩していいよと言ったら寝過ごして全然帰ってこなかったりw

そんな中山君も今年は専門学校1年生。しっかりしてくれ・・・そうもないかなw