遅く起きる

特に何も無い日曜日。

朝目覚めると10時を過ぎている。

どうやら外はあまりいい天気では無いようだ。カーテン越しに漏れてくる光が、陽光のそれとは違う、ほのかにグレーがかった淡い光である。

「起きるのだるいな・・・」

そう思いながらも、一人暮らしの身ゆえ何もしなければ、そのまま自分の首を締める結果となる。
布団を出て窓を開けると、案の定曇っている。アパートの前の小学校では少年野球のコーチの怒鳴り声と子供達の声が周りの静寂とは裏腹の世界を形成していた。

玄関を開き、換気。気管支があまり強くない俺は換気をこまめにしている。

洗濯に掃除を済ませ、一段落・・・
遅い朝食を摂ると、いよいよ暇である。そこで、ちょっと気になる曲があるのでツタヤへ向かう。

片道20分はかかる道のりをひたすら歩く。

そして、店に着くと、まだレンタルされていないという不測の事態が・・・

重い足取りで元来た道を戻る。

アパートに戻ると、ちょっと疲れたので昼寝。天気の状態が不安定なので、洗濯物を取り込んでおく。この時間になると、この辺りは決まって風が吹きだすので、肌寒くなってきた。

起きてから恒例の筋トレ。

さて、こうして俺の一日は過ぎていった・・・