お通夜

本日、高校時代からの友人、河合のお父さんのお通夜に参列した。

体の具合がかなり悪いとは聞いていたが、ついに先日お亡くなりになられた。

お焼香を済ませ、隣室で食事をする。高校時代からの親友4人のうち俺一人だけが来たのか・・・

周りの方は知らない顔ばかり。

そろそろ帰るかと、ちょっとエントランスで椅子に座って休んでいると、記帳している男の後姿に見覚えが・・・間違い無い、黒田だ。


俺「おう!」
黒「おっ・・もうお焼香は済んだの?」
俺「ああ、俺は終わったよ。」
黒「会場はどこ?」
俺「ここ曲がったとこだよ。コート貸しな、向こうにかけとくから」
黒「ああ、悪いね」



そして再び食事。もともと目があまりよくなかった黒田だが、さらに悪くなったとのこと。眼鏡が変わっていた。

しばらくすると、河合が俺たちのところに来た。


河「今日はわざわざありがとうございます」
俺・黒「なに言ってんだよ・・・」


保坂は仕事の都合でどうしても来られなかったようだ。残念。


帰り道、黒田と話す。


俺「何十年後かにさ、俺たちのうちの誰かの葬式とかあるんだよな。」
黒「そうだな、そんなに遠くない話だと思うぜ」
俺「なんか嫌だよな・・」


お通夜のあとは、ちょっと考えちゃうね・・・