不祥事

今年の全国高校野球大会で二連覇の偉業を達成した南北海道代表・駒澤大学付属苫小牧高校に不祥事が発覚した問題で、今日予定されていた優勝報告会が急遽取りやめになった。

地元の優勝記念セールも中止の方向。授業も一時限で打ち切らるなど、大きな波紋を呼んでいる。

それでなくとも、大会直前に高知県代表に決定していた明徳義塾高校が不祥事のため出場辞退したのが記憶に新しい時に、今度はこともあろうに優勝校に問題が発生しようとは・・・

では、今回の「不祥事」は何か？あいも変わらず「暴力」である。

部長が部員(ベンチ入りはしていない)の頬を殴り、アゴがはずれるほどの怪我を負ったというのだ。当の部長は「３〜４発殴った」と言っているのだが、部員の父親のコメントは「息子は３０〜４０発殴られたと言っている」と発表。食い違いが生じたのだ。

ここで思うに、仮に部員の供述が正しかったとするならば、３０〜４０発も殴られてまともに生きていられるわけがないのよ。へたしたら死ぬよ？殴った方も指の骨痛めるって。

ま、とにもかくにも、いわゆる「体罰」が大きくクローズアップされ、ちょっとこづいただけで「暴力教師」と呼ばれる馬鹿馬鹿しい現状において、この事件は格好の的だったわけだ。ましてや甲子園の優勝校の不祥事とくりゃあ、こんな「おいしいネタ」は無いってね。

ぶっちゃけ、エラーしたらベースランニング１周なんてのは普通だし、俺が大学時代、守備練習でエラーしたらその場で腕立て１０回とか外野までダッシュなんて普通にやってた。仲良しクラブでやるんなら何も言わないけど、真剣にやるなら、あめと鞭ですよ。

と、言ってみたら、叩かれるのかなｗ